生活者意識の多様化、コモディティ化、流通の変化・・・。様々な環境の変化で、ブランドは見えにくくなっています。例えば、エアラインはアライアンスというブランドに移行したり、生命保険は保険会社のブランドよりも、保険のプロが進めてくれるものに入ったりとか。単純にブランドの数が増えたことだけではなく、複数の要因によって、ブランドは雲によって覆われてしまっている状況と言えます。※2016年5月ブルーカレント自主調査(20代から60代までの2,000名を対象)より
ブランドの生活者ターゲットをレイヤー化する時、「デモグラターゲット」「必要になりうる人(好きだと気付けていない人)」「必要だと気付いている人(好きだと気付いている人)」「必要としている人(好きな人)」と4層に切り取って考えてみます。「デモグラターゲット」にはマス広告を中心に認知を獲得し、「必要だと気付いている人(好きだと気付いている人)」にはデジタルでのターゲティング広告や、「必要としている人(好きな人)」にはCRMなどでコミュニケーションを図ることが一般的である中、中間層である「必要になりうる人(好きだと気付けていない人)」へのコミュニケーションは空洞化してしまっている現状があると考えています。どんな人だったら好きになってくれるのか?どんなことでつながれば好きになってくれるのか?チャネルありきではなく、この層が好きになってくれるコンテクストを開発することが重要だと考えています。
赤ちゃんが寝ていることだけで、満足していませんか?脳の活動が活発な赤ちゃんにとって、どんな睡眠をとっているかは、発育に大きな影響を与えるのです。
ブランドXの場合、ブランドバリアを3つくらいに選別し、どのバリアからどの様に崩していくと、生活者に届くのか、以下の様なコンテクストフローを作成しました。(内容は非公開とさせて頂いております。ご容赦ください。)